2社間と3社間ファクタリングの違い|どちらを選ぶべき?
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2社間と3社間ファクタリングの違い|どちらを選ぶべき?

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの仕組み・手数料・スピードの違いを徹底比較。あなたに合った方式の選び方を解説します。

事業資金ラボ編集部

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2社間ファクタリングと3社間ファクタリングとは?

ファクタリングには大きく分けて「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2つの方式があります。どちらも売掛金を早期に現金化するという目的は同じですが、仕組み・手数料・スピード・取引先への通知の有無が大きく異なります。ファクタリングの基本的な仕組みについては「ファクタリングとは?初心者向け完全ガイド」をご覧ください。

自分の状況に合った方式を選ぶことが、ファクタリングを上手に活用するための第一歩です。この記事では、両者の違いを7つの観点から比較し、それぞれに向いているケースを具体的に解説します。

2社間ファクタリングの仕組み

2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者間で契約を結ぶ方式です。取引先(売掛先)はこの契約に関与しません。

取引の流れ

  1. 利用者がファクタリング会社に売掛金の買取を申し込む
  2. ファクタリング会社が審査を行う
  3. 審査通過後、売掛金から手数料を差し引いた金額が利用者に入金される
  4. 取引先から利用者に売掛金が入金される(通常通り)
  5. 利用者がファクタリング会社に売掛金を送金する

ポイントは、取引先は通常通り利用者に支払いを行い、利用者がその資金をファクタリング会社に送金するという点です。取引先にファクタリングの利用を知られることはありません。

3社間ファクタリングの仕組み

3社間ファクタリングは、利用者・ファクタリング会社・取引先(売掛先)の3者間で契約を結ぶ方式です。取引先の承諾が必要になります。

取引の流れ

  1. 利用者がファクタリング会社に売掛金の買取を申し込む
  2. ファクタリング会社が取引先に債権譲渡の通知を行い、承諾を得る
  3. 審査通過後、売掛金から手数料を差し引いた金額が利用者に入金される
  4. 取引先が直接ファクタリング会社に売掛金を支払う

取引先が直接ファクタリング会社に支払うため、ファクタリング会社にとっては未回収リスクが低くなります。その結果、手数料が安く設定されるのが大きな特徴です。

7つの観点で徹底比較

1. 手数料

方式 手数料相場
2社間ファクタリング 8%〜18%
3社間ファクタリング 2%〜9%

手数料の差は、ファクタリング会社が負担するリスクの違いから生まれます。2社間では利用者を経由して回収するため、未回収リスクが高くなり、手数料も高くなります。

100万円の売掛金をファクタリングした場合の手取り額の違いを見てみましょう。

  • 2社間(手数料15%の場合): 100万円 − 15万円 = 85万円
  • 3社間(手数料5%の場合): 100万円 − 5万円 = 95万円

この差は大きいため、手数料を重視する場合は3社間が有利です。手数料の詳しい相場や安く抑えるコツは「ファクタリング手数料の相場は?2社間・3社間の違いを徹底解説」で解説しています。

2. 入金スピード

方式 入金までの目安
2社間ファクタリング 最短即日〜3営業日
3社間ファクタリング 1週間〜3週間

2社間は取引先の承諾が不要なため、申込みから入金までが圧倒的に速いです。急いで資金が必要な場合は2社間を選ぶのが現実的です。

3社間は取引先への通知・承諾のプロセスが加わるため、どうしても時間がかかります。

3. 取引先への通知

方式 取引先への通知
2社間ファクタリング なし(知られない)
3社間ファクタリング あり(承諾が必要)

2社間ファクタリングの最大のメリットは、取引先にファクタリングの利用を知られないことです。「資金繰りが厳しいのでは」と取引先に思われるリスクを避けたい場合は、2社間を選ぶべきです。

4. 審査の難易度

方式 審査の傾向
2社間ファクタリング やや厳しめ
3社間ファクタリング 比較的通りやすい

3社間は取引先から直接回収できるため、ファクタリング会社にとってリスクが低く、審査も比較的柔軟です。一方、2社間は未回収リスクがあるため、利用者の信用力もある程度確認されます。

5. 利用できる売掛金の金額

方式 対応金額
2社間ファクタリング 10万円〜(少額対応可)
3社間ファクタリング 100万円〜(高額寄り)

2社間は少額にも対応している会社が多く、個人事業主やフリーランスにも利用しやすいです。3社間は高額の取引に向いている傾向があります。

6. 契約手続きの手間

方式 手間
2社間ファクタリング オンライン完結可
3社間ファクタリング 取引先との調整が必要

2社間はオンラインで申込みから契約まで完結できる会社も多いです。3社間は取引先への連絡・承諾取得のプロセスが加わるため、事務的な手間が増えます。

7. 法的な仕組み

どちらの方式も、法的には民法上の「債権譲渡」に該当します。ファクタリング自体は合法的な取引であり、貸金業には該当しません。詳しくは金融庁の公式サイトをご確認ください。ただし、2社間では法務局で債権譲渡登記を行う場合があり、その費用が別途発生することがあります。

どちらを選ぶべき?ケース別ガイド

2社間ファクタリングが向いているケース

  • 取引先にファクタリングの利用を知られたくない場合
  • すぐに資金が必要で、即日〜数日で入金してほしい場合
  • 個人事業主・フリーランスで少額の売掛金を現金化したい場合
  • オンラインで手間なく手続きを済ませたい場合

3社間ファクタリングが向いているケース

  • 手数料をできるだけ低く抑えたい場合
  • 取引先がファクタリングに理解がある(または公的機関・大手企業)場合
  • 入金を急がず、コスト重視で検討したい場合
  • 大口の売掛金(数百万円〜)を取り扱う場合

個人事業主・フリーランスにはどちらが向いている?

個人事業主やフリーランスの方には、2社間ファクタリングが適しているケースが多いです。個人事業主の方のファクタリング活用法は「個人事業主・フリーランスでもファクタリングは使える?条件と活用法」で詳しく紹介しています。その理由は以下の通りです。

  • 取引先との関係を維持したい(資金繰りの事情を知られたくない)
  • 売掛金が少額であることが多い(2社間は少額対応可)
  • スピードを重視する場面が多い
  • オンライン完結で手軽に利用したい

ただし、取引先が官公庁や上場企業など信用力の高い法人であれば、3社間のほうが手数料を大幅に抑えられる場合もあります。

併用という選択肢も

2社間と3社間は「どちらか一方しか使えない」というものではありません。取引先や状況に応じて使い分けることも可能です。

例えば、急ぎの資金需要には2社間で対応し、時間に余裕がある場合は3社間でコストを抑えるという戦略も有効です。

複数のファクタリング会社に一括で申し込むことで、2社間・3社間それぞれの最適な条件を比較検討できます。

まとめ

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングは、スピードとコストのトレードオフの関係にあります。取引先への通知を避けたい・すぐに資金が必要なら2社間、手数料を抑えたい・時間に余裕があるなら3社間が適しています。自分の状況に合った方式を選ぶためには、複数のファクタリング会社の条件を比較することが重要です。会社選びのポイントは「ファクタリング会社の選び方ガイド|比較すべき8つのチェックポイント」を参考にしてください。


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ファクタリング・資金調達に関する情報を実務家・中小企業経営者の視点からわかりやすく解説。 事業資金ラボ編集チーム(合同会社価作)が執筆・監修しています。

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